「2ちゃんねるvsミクシィ」序章

サヨクに乗っ取られたミクシが2ちゃんねるを滅ぼす。

なんでこうなるのかについてやっぱりちゃんと経緯を書いておきたい。

猫さんのこの辺のエントリを踏まえつつ。



前提

この問題を見て心底思ったのはこの二つは同じ世界には住めないんだなーということ。
2ちゃんねるもしくはブログにとっては別にミクシィがあって特に困るということはない。が、ミクシィにとって特に2ちゃんねるという存在はとてつもない脅威。
別にミクシィでなくてもSNSというものが今後発展していく上で2ちゃんねる対策というのは必須なんではないのか。
http://d.hatena.ne.jp/catfrog/20061008/1160255058

なるほどねー。でも俺の見立てでは「2ちゃんこけたら皆コケタ」だと思うよ。ブログもSNSも。根っこはどれも一緒。そして文字通り一番の古株が2ちゃん。なので全滅。ナムー

ブログはともかくとしてもSNSにとって2ちゃんねるは無くても全然困らない。というよりむしろ無い方がいいんではないだろか。
2ちゃんねるは数の暴力が大きな力の源泉になってるけどもミクシィの集めた会員数ならそれに十分対抗できそうだ。
というわけで今後積極的に反2ちゃんねるという立場を取る可能性はありうると思う。

ミクシィの「動員力」

ミクシィは商売の上でどうかはともかくとして、ネット上での動きとしては今のところそんな大きな動きを生み出していない気がする。オレが知らないだけかもしれないけど。
その中にあってこのチェーン日記というのは興味深い。
2ちゃんねるではこんな分かりやすい善意の連鎖は起こりそうにないし、ブログではすぐに余計な突っ込みが入りそうだ。(ブクマ含む
「善意」に煽られやすいミクシィユーザー。

例えばここで「チェーン・テクスト」の問題点が指摘されているけども、これが自然発生でなくミクシィニュースなどで公式に情報を求めるなどすればどうなんだろうか? ミクシィが、でなくてなんらか検証能力を持った団体が。
なによりミクシィでの動きは容易に現実での動きに直結しそうだ。つまりは善意で人を集めて現実に動員できる。
これをサヨクが利用しない手はないように思う。
すなわちサヨクにとっての理想的な場は2ちゃんでもブログでもなくミクシィなのではないかという。

反市民な2ちゃんねらー

最近だとこれだけど、別にこの例を出すまでもなく「2ちゃんねらー」と言った時、そこには反市民的意味が含まれていると思う。
同時にオーマイニュースなどを見れば明らかだけど、市民的な立ち位置の人は反2ちゃんねる(ねらー)でもある。
もしミクシィが今後反2ちゃんねるという立場を取るとしたら「敵の敵は味方」ということで・・・

結論

サヨクに乗っ取られたミクシが2ちゃんねるを滅ぼす。

ということになるのではないかなと。
実際には利害が一致するというだけで2ちゃんねるが滅びるかどうかは謎だけど、もしそうなれば相当な圧力になりそうだなと。




とここまで考えて激しく思ったのはオーマイニュースはなぜにミクシィに食い込まないのかということ。
例えば右よりのニュースサイトやブログでは2ちゃんねるをソースにうまく使っているところが多いけど、これは実際かなり効果的。痛いニュースとかのセンスはホント凄いと思う。
んでミクシィで使えると思うのは目と足。ケイタイユーザーの多さ、というのが一つの特徴なんだと思うけども、要はカメラとアウトドアな資質。2ちゃんやブログユーザーにはインドアな人たちが多いと思ってるのはオレの偏見かな。
ともかくもミクシィをうまく使った上でニュースをでっち上げるのは非常に面白い試みだと思うんだけどなー

匿名だと「ネガティブな言葉で繋がる自由」(2ちゃんねる)だけど、顕名だと「ポジティブな言葉で繋がる自由」(mixiのコミュニティ)になるんだなあということ。これは表裏一体なんだと気付いて、2ちゃんねるSNS板でmixiが盛り上がるのも不思議はないと納得しました。