はてなリングはブクマリングで共有タグが良かった

すっかり言及数の下がったはてなリングについてなんですけども。全然興味持てなくて参加もしてないし色々読んでみてもそのいけてなさが話題になってただけ。という感じなんだけどブクマリングなら面白かったんじゃないかと思ってる。
登録するのはブログじゃなくてブクマ。リングはある範囲のカテゴリの意。そのカテゴリの範疇のタグを共有タグとして設定して登録した個々のブックマーカーが意識的に使う。目指してるのは特定ジャンルの集団ニュースサイト。
こういう感じ。
これの利点は何かというと、というか現状のブックマークに不満なのは全てが雑多に出来てること。トップページも個々のブックマークも色んなものが混ざっていて基本的に方向性がない。はてなブックマーク - 人気エントリー - 総合の上にあるエントリから自動的に生成されるカテゴリは広くて緩すぎる。個々のタグは狭すぎて取りこぼしが多い。調度良いカテゴリの範囲とそれを見せる(見やすい)画面がない。
ということで特定のジャンルに興味を持った特定のブックマーカー達によるカテゴリ、共有タグの創設が面白いんじゃないかと。
http://acc.blogdb.jp/
イメージしているインターフェースは例えばこんな感じ。ここではアルファな特定の人達のブクマとタグを集めてる。これはあくまで”人”に焦点があるけどそうでなくてタグを焦点にして登録してる(されてる)人がそこで共有されてるタグを使った時のみそのエントリがUPされるというかたち。
例えばマンガ・リングというのがあったとして。
[漫画][comic][ニュース][ネタ][著作権]
などが共有タグとして設定されているとする。ここでのニュースやネタや著作権はもちろんあくまでマンガに関連するニュースでありネタであり著作権のエントリである。共有タグを何にそしてどういう範囲、意味合いで使うとかは掲示板でごにょごにょすればいいわけだ。
重要だと思うのは公益性。
ブックマーカーとしては色んなものを好き勝手にブクマ、タグ付けしたいわけで特定ジャンルに絞った使い方をしている人は少ない。けど実はジャンルを絞った方が他者の利便性は高かったりする。この辺の話題についてはあの人が大体補足してるだろうというような。一方そういう風に利用するとその人の「それ」意外のブクマはノイズに感じてしまうという。
んで公益性、つまり他者の利益になることっていうのはそれはそのまま「やりがい」になるしそういう欲求は確実にあるだろうしどうせやるんなら公益性は高い方がいいだろうと。(というか「ソーシャル」ブックマークなわけだから当たり前なんだけど)
なので一番の利点はこの公益性を意識したタグ付けというとこにあると思う。
現状はてブユーザーは2000人ぐらいらしいので(真性引き篭もり談)ブクマに特化したリングにしても参加する(出来る)人は少ないわけだけど、もう一つの利点は第三者的に見て価値がありそうなこと。はっきりいって現状のリングの画面は参加してる人はともかく第三者から見て面白いものにはなってないように思う。参加する人が少なくてもそこでできるリング画面に公益性が高ければサービスとしての意義は十分にある。
あともう一つ。
特定のジャンルに興味を持ってブクマしてる人は当然その特定ジャンルの記事も書くわけだけどブクマを登録してるなら自分の記事を共有タグでブクマ(いわゆるセルクマ)すればいい。その辺のアイディアが出てたと思うけど、そもそも登録をブクマの方にすれば話は分かりやすい。




ということではてブリングで共有タグ、ならオレも参加したし面白かったんじゃないかと思うんだけど(すでに同じようなこと誰か書いてるかもだけど)結構根本的なところを変えることになるので無理かw
まあでも書いておきたかったのでいちおう。