モテ三分の計

このアイディアはまだ全然生煮えで説明とかあんまりできなかったりするので要点だけ書きます。
まず今オレが妄想しているおおよその世界観から。


◆二項対立◆


(1)種族
サブカル】 ⇔【オタク】
ケータイ族】⇔【ひきこもり】
ムラ社会】 ⇔【モヒカン族
【モテ】   ⇔【非モテ


(2)傾向
【集団】⇔【個人】
【階級】⇔【対等】
【協調】⇔【対立】
【共感】⇔【対話】


(3)ルーツ
弥生人】 ⇔【縄文人
【農業】  ⇔【狩猟】
【平地民】 ⇔【山窩
【資本主義】⇔【原始共産制




(1)
大体これら二つのものが対立しているのだと思っているのだけど多分全部底の方で繋がっていると考えられる。
ケータイ族】⇔【ひきこもり】に関してはhttp://mohican.g.hatena.ne.jp/catfrog/20050802この辺で示唆を受けた。まぁ渋谷系とかでもいいと思うけどここではケータイ族にとりあえずしとく。
でこれらの種族は「左派」と「右派」に分けて考えることができると思っていて(2)はまぁその左派、右派のおおよその傾向。でこういう傾向のルーツは(3)に求められるんじゃないかと。




とりあえずこんなことを今考えてたりする。
で日本の歴史において右派に位置する者は一部の例外を除いてどちらかというと排除され差別されてきた、という傾向がおそらくある。現在の右派4種族ではオタクとモヒカン族は結構勝ってるように見える。けどやっぱりオタクもサブカルに比べればダサいとかキモイとかのネガティブなイメージを持たれているようだし(そしてモテナイしw)モヒカン族もネットでは今まで強者だったけど提唱者のotsuneさんは「ケータイ族の数の暴力によって滅ぶ」と予言しているわけで今後どうなるかは予断をゆるさない、というような状況。(そしてモヒカン族も多分やっぱりモテナイw)


という事でやはり現在の右派4種族もそれぞれ厳しい立場に置かれていると考えていいと思う。(そしてしつこいけどモテナイw)
で今まず非モテが考えなければならないのは一先ず現状の力の不均衡を是正しバランスを取り戻さなければいけないという事。特に右派4種族の中でも明らかに「負け」てると思われるひきこもりと非モテはここからまず考えねばならない。そこでオレが注目してるのが二項対立の調度中間地点に新しく発生してきている第三の勢力である。


◆第三勢力◆
アキバ系
イロコイ族


アキバ系をここではサブカルとオタクの中間地点に位置するものとする。そういう事に強引にする。
んで今アキバ系=オタクと思われているのは実は間違いなんであって、というかこれはオタクの計略なんであってホントはオタクとアキバ系という別種族の間に同盟関係が結ばれている、と見るのが正しい見方。というかそういうことにして欲しい。
で実はだからこそオタクは他の右派勢力に比べて強いのである。中間勢力との同盟によってサブカルとの間に力の均衡が出来、バランスが保たれている、という感じ。
これはモヒカン族についても同じ事が言えて、モヒカン族グループの中にはイロコイ族という別種族が紛れ込んでいるけど、これも明らかに本来モヒカン族ムラ社会の中間に位置する種族だったのでありそれをうまく取り込んで同盟関係を結ぶことに成功している、と見なすことができる。


とまぁそういうわけで分かっている人はちゃんと分かっているのですよ。どうすれば力の均衡が生まれるのかを。世界を二つに分けてはいけないのだということを。
世界を二つに分けてしまうとそこでバランスを保つことは非常に難しい。そもそも初めから力の不均衡があるのならそこから形成を逆転するというのはほぼ不可能。どんどん追い詰められていってしまう。
だからまず最初に目指すべきなのは世界を三つに分け、その上でその中間勢力と同盟関係を結ぶこと、が重要になるのである。
この計略がかの有名な諸葛亮孔明劉備に進言したという「天下三分の計」というわけ。


で。
実は今モテ−非モテのどちらにも属さないと思われるティモテという新たな種族の発生をオレは確認している。


http://d.hatena.ne.jp/catfrog/20050913


提唱者はどうやらcatfrogさんである模様。
現状で確認できるのは5人・・・しかいないのだけどはてなセレブのamiyoshidaさんが参加してるので将来性にはかなり期待が持てそうである。今後有力な勢力に成長する可能性が高い。(ただまだ定義とか何を目的としているかとかの詳細は不明。)
でもし非モテがここから形成を逆転してモテとの間に一先ず対等な力のバランスを保つところまで持って行きたいのならこの「ティモテ」と今のうちから同盟を結ぶことを考えるべき、なんじゃないかと思うわけである。


でまぁ要するに何が言いたいのかというと今のように批判する人間は全員敵だ、みたいな発想をまずやめるべきなんであって、大体テラヤマアニさんはモテでも非モテでもないって言ってる人なわけでこういう人を敵にするというのは戦略的に明らかに間違いなのだと。むしろ積極的に取り込んでいくって発想が求められてると思う。
というか「理解の前提は経験である」という法則から考えるとテラヤマアニさんの非モテへの批判がもし本質を突いているのだとしたらそれは実は「経験」があるからなんであって、つまり本質的にはどちらかといえば非モテの方を理解している、と考えられるわけで、ってことはつまり非モテの側がまともな論理を提出さえできればそれに乗ってくる可能性大なのだ。多分。(いやあるいはひょっとすると新種族の「ティモテ」である可能性も!)
要するに敵と味方の区別ぐらいつけろよっ、て実は一言で済んでしまうような話だったりするんだけどもまぁこういう戦略。もちろん更には横の繋がり、つまり同じ右派勢力との連帯、も視野には入れといた方がいいのではないかな〜と思う。





ということで非モテセレブのkiyaさんにこの
【モテ】⇔【ティモテ】同盟【非モテ
という「モテ三分の計」を進言してこのネタなんだかマジなんだか分からない話はとりあえず終了w









あとついでに言っとくとひきこもりとケータイ族の中間種族はネットでコミュニケーションする「ひらきこもり」であると考えてます。