ブロガーに明日はあるのか

ブログを始める時からずっと気になってる事。

ここは終了した事を残念がるニュースで知った。どうやらテキストサイトという位置づけになるようだが、トラックバックの機能があるので一応ブログとしていいと思う。
この記事で更新終了に至った理由が語られているのだが


> まあ理由は色々あるのですが、沈黙のオーディエンスというか、いくら書いても全くと言っていいほど反応が無く、閲覧者が増えるほど壁に向って話している感が強くなっていくのは精神的にどうにも辛いので。


・・・これはつらい。おそらく多くのブロガーを苦しめているものに違いない。テキスト系として気合の入った文章を書いている人には特に。ここは人気のあるブログでアクセス数も多く、オレもいくつかテキスト読んでみたけど確かに面白い。
ブログをやっている人ならまぁアクセスは欲しいだろうし、なるべく多くの人に見てもらいたいだろうし、その為に色々努力してるわけだ。けど、その行き着く先がこれでは・・・やる気が削がれます。

その後色々あったらしくここで追記としてもうちょい突っ込んだ更新終了の理由を語られてます。これが非常に興味深い。
まずもう一つ大きな理由だったのがコメントやメールなどで来るのが反論批判ばかりだった・・・らしい事。これはよく聞く話。左よりのブログがネット右翼に閉鎖に追い込まれたのも同じ構図だし(これは自業自得かも)、侍魂という超有名だったらしいサイトが更新停止になったのも似たような事情だったらしい。ブログでは特にコメント欄の対処で問題になるケースが多いようだ。
ただこれにはまったく逆のケースもある。

上の記事は好意的な反応があって物凄くうまくいっているのに、しかしそれが逆にプレッシャーになって憂鬱になってきてしまう「燃え尽き症候群」の話。
・・・いったいどうすりゃうまくいくんだ?
まぁとにかくブロガーの将来には多くの難関が立ちはだかっているようである。そういう意味ではこの「いんちき心理学研究所」の例はとても参考になると言える。


・・・しかしだ。ここで浅野教授(管理人さんのHN)が「沈黙のオーディエンス」や「反逆のコメンテーター(命名)」への不満を言ったところで問題は何も解決しない。オレが言いたいのは


曲がりなりにも「心理学」と銘打ったサイトがなぜ最後に彼らの心理をきっちり分析しなかったのか


という事である。心理学というのはただの遊びだったのか?自分の人生における問題に何の解決策も示せないのか?少なくともこういった人達の心理を知る事は他のブロガーにとっても極めて有益な情報になるはずだ。
今からでも遅くはないと思う。ぜひとも心理分析をやってみて欲しい。そして有終の美を飾ってもらいたいと切に願う。


・・・ただ、これらの事にはオレも自分なりに色々考えている事もある。何よりオレ自身ブログを開設するまでは「沈黙のオーディエンス」の一人だったのだ。面白い記事を読んでもコメントなどつけた事はなかった。まぁ「単にネットでもひきこもりだった」という可能性も高いが、この心理なら自分の事なので分かるとこもある。
なのでひとつフロイトの『精神分析入門』上巻を三分の一まで読んで断念した経歴を誇るオレが[ぱちもん心理学研究所]としてちょっと書いてみたいと思っている。


ブログを運営するのは殆どの人にとって仕事ではない。楽しいから、面白いからやっている、はず。だから多くの人にとっては趣味に属すると思われ、当然面白くなくなってしまえば続ける理由はない。しかしひきこもりのオレにとってはこれは趣味とは言えない。趣味とはあくまで仕事がある人のものだと思う。じゃあ何なのか?となるとよく分からないというしかない。というよりよく考えてみればブログを開設する人の心理自体結構謎だったりするんじゃないか?実はそこが一番重要だったりして、この心理の闇は相当深い。
<命題> 果たしてブロガーに明るい未来はやってくるのだろうか?(特にひきこもりの)


とりあえず見切り発車なんでどうなんのか分かりませんがまったりやっていく予定です。(浅野教授にはホント書いて欲しいな〜)